実施報告

2019.06.03
アートラボぎふ

表面から内面へ-再現から表現へ 第1回「ゴッホはゴッホである」 実施報告

現代アートに至るまでの美術の歴史をたどり、様々な芸術家による思索や挑戦を学ぶ3回シリーズの講座の第1回目を開催しました。印象派による光の追求の時代から、ゴッホによる強烈な個性の発動までを講師によるレクチャーと映画「炎の人ゴッホ」でたどりました!


【開催概要】

◆日時  令和元年5月25日(土) 13:30~17:00

◆会場  高山市民文化会館 2-3練習室(高山市)

◆講師  桑原 鑛司氏(Art Award IN THE CUBE企画委員会委員長)

◆参加者数  17名


◆内容  前半のレクチャーでは豊富な画像資料を交えながら、印象派の画家たちや象徴主義のルドン、当時フランスの画壇の中心にあったアカデミスムの特徴の説明がありました。印象派の画家たちは光を強く意識し、眼に見える世界を忠実に「再現」したが、ゴッホは、印象派の時代を受け入れられなかった。ゴッホが描きたいものは精神性であって、熱くて強い燃えるような内面を絵に託したい、情念を「表現」することだったというお話がありました。また、ゴッホのタッチを真似しても同じように表現できないという実体験に基づいたお話もありました。その後、映画「炎の人ゴッホ」の上映により、ゴッホの時代や考え方を追体験し、理解をより深めることができました。

20190525_02.JPG 20181013_03.JPGのサムネイル画像のサムネイル画像

20190525_03.JPG 20190525_04.JPG

 

◆参加者の声  「講師のお話が、ゴッホ、ルドン、モネ等の表現の核心を分りやすく示してあった」「最初に絵の説明があったので、映画も理解することができました」と、レクチャー+映画上映でゴッホを深く理解していただけ、アート・美術に親しんでいただくきっかけになりました。