実施報告

2020.11.10
アートラボぎふ

あなたの写真で冊子を飾ろう!写真実技講座 -岐阜美少女図鑑の写真はどのように撮られるのか⁉- 実施報告

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岐阜美少女図鑑の作品がどのように撮られているのか講義で学ぶとともに、実際の撮影現場を見学した後モデル撮影を行う写真実技講座を開催しました!


【開催概要】

◆日時  令和2年10月25日(日) 10:00~16:00

◆会場  多目的交流イベントハウス(大垣市)

◆講師  スギヤマ オサム氏(写真家)

◆参加者数  18名


◆内容  岐阜美少女図鑑の作品は一体どのように撮られているのか、岐阜美少女図鑑のディレクター兼メインフォトグラファーのスギヤマオサム先生を講師に招き、写真実技講座を開催しました。岐阜美少女図鑑の実際の撮影現場を見学できるとともに、同じモデルを撮影した参加者の写真の中から優秀作品1点が2020年12月号の岐阜美少女図鑑に掲載されるという貴重な体験ができる講座です。

午前中は座学。まず初めに講師の自己紹介がありました。アルバイトとして始めたカメラアシスタントがきっかけで写真の魅力に惹かれて写真家を目指すようになり、2009年創刊の名古屋美少女図鑑の撮影に携わったのが縁で、岐阜に拠点を移す際に岐阜でも美少女図鑑を作ろうと決意。㈱AIリクエストの池内社長と意気投合し岐阜美少女図鑑の創刊にこぎつけたことが紹介されました。

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本講座の参加者が撮影した優秀作品1点が岐阜美少女図鑑第23号(2020年12月発行)に掲載されることから、座学では岐阜美少女図鑑に掲載する写真を撮影するためのテクニックなどが伝授されました。風景写真や料理写真には使えないかも知れないが、どのような考え、方法で撮影しているか知ってもらうことで何らかのヒントになればとスギヤマ先生の胸中が語られました。

次に、岐阜美少女図鑑の写真を撮る上で必要な要素として、テーマ決め、モデル選定、衣装選定、ヘアメイク・イメージ、ロケーション選定について説明されました。ロケーション選定にはひときわ重視しており、地元の風景で見覚えのある風景だが、こんなにお洒落な所があったのかと再発見してもらい、岐阜っていいね、お洒落だねと感じてもらえるような冊子を目指して撮影しているとの説明がありました。

「岐阜美少女図鑑の撮影でスギヤマが心掛けている事」として、①構図、②ロケーションと被写体の関係性、③使えそうなものは使ってみる、④絶対レタッチ主義が挙げられ、中でも「構図」には一番こだわっており、引き写真ではシンメトリー+3分割法、寄り写真では日の丸・シンメトリー、番外編としてシンメトリー+3分割法+日の丸+S字構図に配慮しながら撮影していることを、これまで撮影した写真を例に解説がありました。

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昼食休憩をはさんで午後からはモデル撮影会。岐阜美少女図鑑第23号のテーマは「レトロポリタン」。「レトロ」と「メトロポリタン」の造語で、それにふさわしいロケーションとして、本日は大垣市内のBARとビリヤード場を選定。まず初めはBARのレトロな外観の前で撮影。岐阜美少女図鑑所属モデルの境谷有紗(ありさ)さん(18)をスギヤマ先生が撮影した後、参加者が同じロケーションで密にならないよう交替でモデルを撮影。参加者の中にはモデルをリラックスさせようと声を掛けたり、ポーズを要求したりするなどして、熱心にシャッターを切っていました。

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次の撮影場所は大垣城のすぐ東隣にある歴史のあるビリヤード場。ここでは店内でスギヤマ先生がモデルの井戸琉泉(るい)さん(16)を撮影している現場を2グループに分けて見学。中に入れないグループは、もう一人の境谷有紗さんをモデルに撮影会を実施しました。

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後日、参加者が撮影した写真の中から、スギヤマ先生と岐阜美少女図鑑のスタッフが優秀作品1点を選定し、岐阜美少女図鑑第23号(2020年12月発行)に掲載されます。

 

◆参加者の声  「プロの写真はどのように撮られているのか勉強になった」「分かりやすい座学が為になりました。そして、すぐ実践できました」「貴重な経験ができました」「コロナに負けずに開催してもらえただけで良かった」と、貴重な体験を通して大変満足度の高いプログラムとなりました。

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