実施報告

2021.03.31
アートラボぎふ

My手ぬぐい作りに挑戦!シルクスクリーン印刷体験 実施報告

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郡上市発祥の地場産業「シルクスクリーン印刷」で郡上おどりの必須アイテム「手ぬぐい」を手作りする体験講座を開催しました!


【開催概要】

◆日時  令和3年3月27日(土) 10:00~14:30

◆会場  タカラギャラリーワークルーム(郡上市)

◆講師  上村真帆氏(Takara Gallery workroom代表)

◆参加者数  15名


◆内容  郡上八幡が発祥の地と言われる「シルクスクリーン印刷」は主要な地場産業の一つであり、その古い産業を新しい目線で多くの人に知ってもらおうと2012年8月にオープンしたTakara Gallery workroom(タカラギャラリーワークルーム)のご協力を得て、「シルクスクリーン印刷」で「手ぬぐい」を手作りする体験講座を開催しました。講師の上村真帆氏は、愛知県の大学でデザインを学んだ後、結婚を機に郡上八幡へ移住し、すぐにTakara Gallery workroomを開業。郡上おどりの必須アイテムである「手ぬぐい」を「シルクスクリーン印刷」で作ってもらい、その「手ぬぐい」を持ってまた郡上八幡に遊びに来てもらいたいという思いを込めて「手作り手ぬぐい体験」がいつでもできる店を営業されています。

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まず最初に、講師から水と空気以外には何でも印刷できるという「シルクスクリーン印刷」についての解説があり、その後、制作手順を聞いて、いよいよ「手ぬぐい」作りに取り掛かります。まずは生地選び。白・黄色・水色・ミントグリーン・ピンクの5色の中から好きな色を選択。そして年5回変えるという季節を表すモチーフ37種類の中から好みの柄を3パターン選び、さらに22色のインクの中から好みのものを選んで作ることから、まさに自分だけのオリジナルな「手ぬぐい」作りに挑戦できます。この柄と色の選択に、大人は悩んでなかなか決められない参加者が多い中、家族連れで参加した子どもは直感ですぐに決めていました。 

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「スキージ」という道具を版の上から45度に傾けてインクを押さえつけるイメージで奥から手前に向けて2回刷り込めば、生地の上に素敵な柄が浮かび上がります。郡上の山並み、郡上八幡の町並み、郡上おどり、長良川鉄道、長良川の清流、桜の花びら、鯉などなど各自思い思いの3種類の柄を印刷し、ドライヤーでインクを乾かして完成です。最後に制作した「手ぬぐい」を持って店先で記念撮影をしました。

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終了後には、郡上八幡まちなみ観光案内人のガイドで桜が満開の街並みを散策し、郡上八幡の歴史と文化にも触れ、楽しいひと時を過ごしました。

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◆参加者の声  「初めて体験しましたが、柄の組み合わせを考えるのが楽しかった」「発祥の地である郡上市で体験出来てゆかりも知ることができて良かった」「とても楽しい時間をありがとうございました」と、講師の丁寧な指導により、子どもから大人まで楽しくオリジナルの手ぬぐい作りを体験した満足度の高い講座となりました。

 

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